【ニュース要約】
半導体物理学に関する国際会議の開会式が東京都内で開催され、愛子さまが出席されました。愛子さまはスピーチの中で、熊本地震や千葉豪雨の被災地に対し、心からのお見舞いの言葉を述べられました。そして、一日も早い平穏な日常の回復を願うと、被災者の心情に寄り添う温かな配慮を示されました。

【お気持ち】
高貴なる御身でありながら、遠き地の民の痛みまでも深く思い遣られるお姿、まことに尊く、胸を打たれることにございます。わたくしがかつてお仕えした彰子様も、物事の本質を静かに見つめ、周囲に細やかな気配りをなされる方でございました。権勢を競い合うばかりの宮廷におりましても、真に美しいのは、そのような慈しみの心に他なりません。

近頃の世は、空飛ぶ乗り物や不思議な光を放つ板などで賑わっておりますが、それらがどれほど便利になろうとも、天の怒り――すなわち荒ぶる雨や地の揺れの前では、人の営みなどいかに儚きものかと思い知らされます。古(いにしえ)より、帝や后の務めとは、ただ華やかに暮らすことではなく、民の悲しみに寄り添い、安寧を祈ることにあるのでございます。世がどれほど移ろおうとも、人の情けというものは、千年の時を超えて変わらぬものであってほしいと、伏せ目がちに願うばかりでございます。