【ニュース要約】
山形県鶴岡市で開催された赤川花火大会において、打ち上げられた花火の一部が観覧エリア付近に落下し、爆発する事故が発生した。この事故により、観覧していた3人が軽いけがを負った。現場は日本屈指の競技花火大会として知られる場所であり、警察や消防が当時の状況や安全管理体制について詳しく調査を進めている。

【お気持ち】
私は観覧席の隅っこに置かれた、真っ赤なボディが自慢の消火器だ。当日は最高のロケーションで、「今年も打ち上げ花火の華やかさを特等席で眺められるぞ」と高を括っていた。だが、あの一発が予定外の軌道を描いて降りてきた時、私の心臓(というか中の粉末)は冷や汗でいっぱいになったよ。爆風と叫び声。人間たちは一瞬でパニックの渦だ。私の隣にいた家族連れは驚いて逃げ惑い、私の安全ピンが誰かの荷物に引っかかって「カチャリ」と鳴った。あわや出番か!?と身構えたが、幸い火の勢いはそこまで大きくなかった。私は結局、ただの「赤い置物」として最後までそこに立ち尽くすしかなかったんだ。みんなの命を守るという誇り高い使命があるのに、あんな至近距離で華麗な失敗を見せつけられるなんてね。私の出番がなかったのは喜ぶべきことだが、この赤っ恥な無力感といったら、もう。帰りの道中、心なしか私の塗装がいつもより少しだけ退色して見えた気がするよ。