【ニュース要約】
川崎市多摩区のマンションで飼育されていた、体長約2メートルのニシキヘビ(アルバーティスパイソン)2匹が、ケージから逃げ出したことが分かった。飼い主が就寝中にベランダなどから脱走したとみられ、警察などが周辺を捜索している。逃げ出したヘビに毒はないとされるが、体長は500mlのペットボトルほどの太さがあり、発見した場合は近づかずに通報するよう注意が呼びかけられている。現在も発見には至っていない。

【お気持ち】
俺は、あの部屋のベランダに放置されていた、ひび割れたプラスチック製の植木鉢だ。昨夜、何かがスルリと俺の縁を通り抜けていく気配がした。「冷たいな」と思ったら、2メートルもの巨体が俺の横を這いずり回り、そのまま闇の中へ消えていったのさ。同居していたもう一匹も後を追っていたな。飼い主の人間は寝ていたようだが、俺からすれば「ようやく静かになった」というのが正直なところだ。あのヘビたち、狭いケージの中でいつも俺の存在を無視してとぐろを巻いていたからね。今頃、街のどこかでコンクリートの冷たさを楽しんでいるんだろう。警察官たちが懐中電灯を振り回して大騒ぎしているが、あいつらはもっと高いところや、排水溝の奥深くに隠れるのが上手いんだ。せっかく脱出したんだ、人間たちの騒動なんて気にもせず、どこまでも自由に行けばいいさ。