【ニュース要約】
8月12日の夜、ペルセウス座流星群が極大を迎え、多くの流星が夜空を彩った。地球が彗星の通り道にある塵の帯を通過することで発生するこの天体現象は、毎年この時期に観測される。気象条件にも恵まれ、各地で多くの観測報告が寄せられた。なお、この時期には新たな台風の発生も重なっており、空模様の変動が激しい中での貴重な天体ショーとなった。

【お気持ち】
流星、と申しますと、わたくしは亡き夫を思い出し、胸が締め付けられるような心地がいたします。夜空に現れては消える一筋の光は、あまりに短く、それゆえに尊いものにございます。かつて道長様の御前で物語を語り合った折、夜空を仰ぎながら「人の命も、これほどに儚ければいかばかりか」と語り合ったことを思い出しますわ。今の世の方々は、「ペルセウス」などという異国風の名前をつけ、魔法の鏡でその姿を切り取って遊んでおられるようですね。流れる星を目にした際、願いを三度唱えれば叶うなどと申しますが、わたくしに言わせれば、その一瞬の光に何を想うか、その人の心の深さが試されているようにおぼゆ。騒がしい世の中でも、空を見上げ、独り静かに流星を待つ心根だけは失わぬようありたいものです。夜空は誰に隔てもなく広がる、古からの写本にございますからね。