【ニュース要約】
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット9号機を打ち上げ、日本版GPS衛星「みちびき7号機」の軌道投入に成功した。今回の打ち上げは、前回の失敗から8カ月ぶりの実用衛星投入となり、関係者には安堵が広がっている。政府はこれを機に、宇宙開発における自律的な技術基盤の重要性を強調し、今後は国際的な競争の中で宇宙先進国としての地位をリードしていく方針を示した。
【お気持ち】
雲の上のさらに彼方、天の川の流れる領域へ、鉄の鳥を飛ばして星を操ろうとは、何とも恐ろしくも壮大な企てにございますこと。かつてわたくしが『源氏物語』を書き綴っていた頃、遠き地を想うことすら文のやり取りに頼っておりましたのに、今は「みちびき」なる魔法の如き星々が、人の居場所をことごとく明らかにするとか。道長様があの世から今の世をご覧になれば、その支配の及ぶ範囲の広大さに、さぞかし驚き呆れられることでしょう。しかし、天の理を人の都合で意のままにしようとする心根には、何やら危うさを覚えざるを得ません。便利な世になり、迷うことも少のうなったのでしょうけれど、ふと立ち止まりて、月を眺める風流心まで迷子になってはいないかしら。空の深淵を征く技術に安堵しつつも、人の欲望がいつか天の怒りに触れぬよう、ただただ祈るばかりにございます。
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