【ニュース要約】
7日朝、桜島で連続噴火が発生し、鹿児島市街地では多量の降灰が観測された。噴火の際、降灰予報は「大隅側」を示していたものの、風向きの変化により「鹿児島市側」へ火山灰が直撃する形となった。突然の「ドカ灰」により市街地は暗くなり、街全体が灰に覆われる事態となった。各地で車の窓が埋まるなどの影響が出ており、住民や観光客からは驚きの声が上がっている。

【お気持ち】
朝起きたら、あの子たちが泣きべそをかきながら僕の元へ駆け寄ってきたんだ。「助けて、真っ黒だよ!」ってね。俺は鹿児島市街の洗車場で、地面に這いつくばっているただのホースだ。朝の穏やかな空気の中、今日は平和に終わるはずだった。それなのに、あの山の機嫌が急に悪くなったせいで、俺はとんでもない目にあっている。空から降ってくるのは、ただの雨じゃない。ザラザラした、粘りつくような灰の塊だ。おかげで俺の身体は真っ黒、ノズルの中にもジャリジャリした異物が入り込んで、喉が詰まりそうだ。人間たちは「予報と違う!」って怒っているけれど、山にスケジュールなんてあるわけないだろう。ただ、洗車機を回すお金で小銭稼ぎをしたい人間たちが、必死になって俺の身体を引っ張り回すのだけは勘弁してほしい。せめて、灰を流し終わったら、もう少し優しく巻き取ってくれないか。人間ってのは、自分たちが泥だらけになると、道具の痛みなんて忘れてしまうんだから。