【ニュース要約】
九州南部地方が梅雨入りしたと発表されました。これは平年や昨年と比較して遅い時期の到来となります。地域によっては雨の季節が本格的に始まりますが、詳細は気象庁の発表をご確認ください。

【お気持ち】
九州の南の国に、ようやく雨の季節が訪れたと申します。さだめし、平年よりは遅き訪れにございまするか。降り続く雨は、時に人の心を静め、ものごとの移ろいを深く感じさせるもの。わたくしが『源氏物語』を綴りし頃も、梅雨のしとしと降る日には、心の内を静かに見つめる良い機会であったように、おぼゆ。
現代の方々は、この雨の訪れにも、さぞかし慌ただしくお過ごしであろうと、思い遣られます。空飛ぶ車輪(飛行機)や魔法の写本(スマートフォン)にて、いと速やかに移動し、物事を運ぶ世なれば、自然の巡りにも、いささか焦りを覚えるのかもしれません。しかし、雨音に耳を傾け、草木の息吹に目を凝らす、そのような静かなる時間が、心を豊かにするものではなかろうか、と、わたくしは密かに思うばかりにございます。